2006年5月28日 (日)
2006年5月26日 (金)
2006年5月22日 (月)
午睡
ここ連日の真夏日がうってかわってどんよりとした曇り空。低くたれこめたねずみ色の空は今にも雨が降り出しそう。同じ色をした街も妙に静かで、時たま聞こえる妙に明るい調子の子供の声もせまい部屋に反響するように空に響いてすぐ吸い込まれるように消えていく。
今日は4月に赴任してきた新規派遣者6名プラス通訳のKくんの7名で世界遺産の武当山へ日帰り旅行。来週には武漢へ引越ししますので今日を逃すと訪れる機会がなくなるので、なんとか天気が持つことを期待して8時過ぎにチャーターしたバスでJ市を出発。
今日のコーディネイトは、REINHARD PRANKのキャップ(チャコールグレー)+Haider ackermannのドルマンカーデ(黒)+ANNのロングタンク(黒)+Haider ackermannのショートパンツ(黒)+JENS LAUGESENの切り替えスパッツ(黒×グレー)+ユッタのサンダル。
武当山は明時代に開かれた道教の寺院で、標高1800mの山頂に建てられた寺院群は94年に世界遺産に登録されている。
武当山へは途中高速道路を利用して約1時間半。入り口でチケットを購入し、バスはぐんぐん標高を上げていく。途中からはロープウェーに乗り換え、山頂を目指す。最大傾斜70度以上はありそうなロープウェーは横に進むというよりは完全に引っ張り揚げられている感覚。天気が悪いせいか風もきつく、時々ぐらぐらと横揺れ。ジェットコースター並みの恐怖を味わいながら、約30分で山頂駅に到着。
山頂駅から山頂の寺院「金頂」までは徒歩20分ほど。急な階段を登りながら振り返ると、霧のたなびく山に点々と続く明時代の寺院が神秘的。
階段の手すりには縁結びの願掛けに自分と恋人の名前を彫った小さな鍵が無数につけられている。
晴れていれば絶景であろう金頂は完全に霧の中。ぐるりとひと回りして、折角なので5元でおみくじを引いてみる。中吉。通訳のKくんに恋愛のところを訳してもらうとハハハッと笑ってひとこと。「KINUさん、頑張ってもムダだそうですよ(笑)」。
歩いて下山すると途中いろいろと見所があるそうなのですが、天気がいよいよ崩れそうなので、登り同様ロープウェーで下山。ロープウェー山麓駅近くの田舎メシ屋で昼食。豆腐と青菜の炒め物・卵とキクラゲの炒め物・鶏肉と筍の炒め物・鶏肉と冬瓜のスープ。さっぱりした味付けの田舎料理は日本人の口にもあってなかなかウマイ。
3時前には帰宅。土曜の引越し手伝いと今日の日帰り旅行で疲れが出たのか、小説を読みながら午睡3時間。なにやら嫌な夢を見た。妙な違和感だけが残る。窓の外はもうほの暗く、ポツリポツリと部屋の電気が灯っている。どこからかいつもの下手なピアノを弾く音が聞こえてきた。布団に寝っころがったまま、枕もとにあった岡本太郎の本をパラパラと開く。
相手に伝わらなくてもいいんだと思って純粋さをつらぬけば、逆にその純粋さは伝わるんだよ。
2006年5月19日 (金)
今日で中国滞在1ヶ月が経ちました(一時帰国していた期間を除くと)。
一日が平和に終わることなんてなく、日々眼の前の仕事にぶつかって、跳ね返されての1ヶ月。達成感より徒労感ばかりを感じます。
自己評価マイナス10点。
「KINUさんのように中国人と一緒に悩んで頑張ろうって考えてくれる人と仕事できるのがうれしいんです。」
一日の終わりにそんなひと言を聞けただけでまた来週も頑張ろうって思う訳です。
2006年5月14日 (日)
市場
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休日出勤の道すがら市場を散策。果物、野菜、麺、魚・・・・様々な食材が並んでいる。多分食材の豊富さは日本以上。料理好きの人が見るとウズウズしそう。
写真1)果物屋・・・温室栽培も盛んらしく季節に関係なく様々な果物が並んでいる。特にスイカは甘く、必ず食後のデザートで出されるほどポピュラー。(日本人感覚では)値段も安いので僕はよく洋ナシを買って食べてます。
写真2)麺屋・・・本場だけあって麺の種類も豊富、細麺、太麺、きしめん等々。街中には麺食堂もたくさんあって、中国人は朝メシにカップに入った麺をすすりながら歩いてたりします。
写真3・4)惣菜屋・・・作り置きの惣菜屋も色々なメニューが揃ってます。作り置きはあまりおいしくないとの日本人の評判で僕はまだ挑戦していないのですが、見た目はなかなかおいしそう。惣菜屋を覗いていると奥でニコニコと子供が笑っていたので、将来の惣菜屋の若旦那をパチリ。
他にも野菜や魚も豊富。野菜は日本とほぼ同じですが、魚はなかなか怪しげ(笑)。淡水魚が主ですが、鮒・鯉・鰻・どじょう・雷魚(!)等々。
そろそろケンタロウの料理本が活躍の予感です・・・
ネットカフェ in China
今日のテーマは「くだらない休日」。ネットカフェでダラダラ過ごすことに。
通訳のRさんオススメのネットカフェにいってみると、明らかに昔のゲーセンのようなくさった空気が漂う怪しい空間・・・。
他の中国のネットカフェはどうか分からないのですが、この店は事前に時間を決めてそのお金を保証金として支払うシステム。静かに過ごしたいのでパーテーションで仕切られたペアシートを選択。6元/時間(100円くらい)。
で早速ヤフーに接続してみたのですが・・・お、遅い・・・
どうやらネット環境が悪いのはホテルの回線のせいでなくて、日本と中国の国際回線のせいらしい。仕方ないのでのんびり本を読みながら接続を待ち。
すると突然、中国のチンピラみたいなニイちゃんが、彼女を連れて、部屋に乱入。どうやらシートが片方あいてるので勝手に使おうとしている模様。でも僕は2人分の金を払ってこのスペース借りてんだべ?
かなり腹が立ったので日本で文句を言うと、「いいじゃねえか、どうせ席空いてるんだから!」ってな感じで動く気配なし。
もう我慢できず係員を呼びつけ日本語と身振り手振りでこいつをどかせってまくし立てる。当然係員は日本語理解できないのでアワアワしてるだけ。気分悪いので帰ることに。
帰り際に思いっきり、そいつの座ってる椅子を蹴り飛ばしてやった。
あぁ、いつものことだけど中国人のこの無遠慮な態度が腹立たしい・・・。
2006年5月13日 (土)
轍の続き
大学1年の春。偶然誘われて覗いたあるサークルの新入生歓迎コンパの2次会で先輩の部屋を訪れると、部屋の壁にはボロボロに傷ついた1台の自転車が掛かっていた。
将来教師を目指していること。子供に世界の広さ・多様さを伝えてあげられる教師になりたいこと。そのために世界1周の自転車旅行に出て先日やっと帰国したこと。世界を旅して経験した素晴らしい出会い・風景・・・熱く語ってくれたあの日のことは今でも鮮明に覚えている。
それから1年後の春、自転車を抱えてひとりで旅立ったトルコ。霧雨の降る長い長い峠道を凍えながらペダルを踏み、峠を越えた瞬間広がった風景が忘れられない。ゆっくりと流れる雲、緑の平原、羊の群れ、遠くにそびえる雪の山々・・・。
翌年の春に訪れたインド。喫茶店でお茶を飲み談笑する人のすぐ傍にころがる乞食の死体。自転車をとめると群がる乞食の子供。「1ルピー、1ペン、プリーズ!プリーズ!!」。旅をする国の生活とのギャップ。旅することで世界を見ることはできるかもしれないが、理解することにはならない、と感じた旅。
たった直径数センチの轍が刻んだ数千キロの旅。
そして今、なぜか中国という国であの轍の続きを刻み始めている気がしていた。あれから10年以上経つというのに。
今朝は早起きして、日本で購入した本を読んだ。坂本達著『やった。』。4年3ヶ月をかけて自転車で世界一周した紀行文。200ページを一気に読みきる。
彼の出会った人・風景のひとつひとつが、10年前の自分の旅と重なり、涙がとまらない。
フラフラになりながら峠道の途中で立ち寄った小さな村の食堂。注文もしていないのに出された食事。周りを見渡すと、一番奥の席に座った老人がニコリとだけ微笑む。「旅人さん、どうぞお食べ。遠慮しなくていいから」。
10年経った今、鮮明に思い出されるのは、美しい風景ではなく、通りすがりの旅人に何の思惑もなく、優しさとプライドを持って包み込んでくれば人たちの思い出ばかり。
これから刻むことになる中国の轍の途中でも同じような出会いがあるのだろう。
なぜか昨夜の通訳のKくんの悔し涙を思い出した。理由のない通訳への差別的な取扱いが悔しいと打ち明けるKくん。「僕はお金が欲しいのではないんです、頑張った分だけ報われたい、認められたい。それだけなんです。」その思いに応えられない自分への悔しさと国籍を超えてその思いを伝えてくれたKくんへのうれしさが混じり合って僕も涙が出た。
通り過ぎるだけの旅でなく、その地に根を下ろし、彼らの思いを感じ、一緒に悩む。新しい轍はそんな思い出を刻めそうです。
街に待った週末。
ずっと続いていた雨もようやく上がり、今朝はどんよりした曇り空。それでも少しは気分が晴れます。
昨日仕事をしていると、知らない携帯番号からの着信。とりあえず電話に出ると「ウェイ?(中国語でもしもし)」と中国語で話し掛けられる。通訳のKくんも見あたらずアワアワしてると「お前、中国来たんやったら中国語ぐらい喋らんかい!」と聞きなれた声。
電話の相手は、以前勤めていた会社の人事の先輩Oさん。中国に赴任しているとは聞いていたがどうやら僕の赴任をどこからか聞きつけて電話をかけてきたらしい。
Oさんはビールで有名な青島(チンタオ)の近郊のセメント工場で働いているそうだ。武漢から青島へは直行便が飛んでいるので近々遊びに行く約束をした。
Oさんだけでなく知っているだけで、高校時代の同級生のK、大学時代の同級生のHも今中国で仕事をしている。多分調べればもっと多くの知り合いが中国に来ているのだろう。
海外での友人との再会が楽しみです。
Oさんとも共通の友人Mからメール。秘書室への異動が決まったとのこと。「笑えるでしょ?」というメッセージ。Mとは最初の会社に入社して以来の飲み友達。会社でも有名な酒豪(GWに海を一望できる別荘でカーテン閉めきって吐くまで飲む会主宰等)で酒太り気味の容姿は確かにとても秘書に向いていると思えないよ(笑)。でも誰よりも気の利くMにとって天職だと思う。新しい仕事での活躍期待してます!でも突然「5月28日に飲み会するから絶対上海ガニ持ってこい!」なんて無理な要求は止めて下さい(笑)
Oさん・Mともに僕が社会人になった頃からお世話になっているので、彼らの中ではいつまでもどこまでいってもバカKINU。でもそれが懐かしく、また心地よい。バカだけども遊び心をもって仕事をしていたあの頃をもう一度思い出してまた来週から頑張ろう。
そんな訳で(どんな訳?(笑))今日はインターネットカフェでくだらない週末がテーマ(笑)
2006年5月 7日 (日)
パンとジャム
日本から帰国し、2日ほど途中の武漢で仕事。昨日の昼過ぎにようやくJ市の職場に戻ってきた。
休み中に依頼していた仕事の進捗を確認すると全く進んでいない。急遽会議を開き、進め方の確認。中方スタッフは責任の擦り付け合い。仕方ないので全部背負い込む。
夕方7時ごろ会議が終了し仕事再開。派遣者からの質問や相談の電話がひっきりなしにかかってくる。
この調子だと夕飯が食べられそうにないので、途中抜けて近所のスーパーでパンとジャムを購入。かじりながら深夜0時過ぎまで仕事。深夜2時就寝。
今日も朝からバタバタ。午後一番の総裁との会議資料作成、武漢移転の段取り打ち合せ、来週の労働組合訪問の日程最終調整、等々、休む暇なし。昼飯食べながら上司と打ち合せ。仕事の心配事があると食欲なくなる性質なので昼食ほとんどのど通らず。夜も、明日の会議の資料をムシムシ作成。
そうこうしているうちに、夕飯食べ損ねる。今日も夕飯はジャムパンに決定。
とりあえず明日を乗り越えれば週末。インターネットカフェでブログが更新できそうなので行ってみよう。
さあ、やっとプライベートの時間。真面目に中国労働法の勉強でもしよう・・・。
日本弾丸ツアーまであと20日。
2006年5月 6日 (土)
2006年5月 5日 (金)
カルティエ現代美術財団コレクション展
今日は買い物はひと休みし(ってかあと日本滞在僅かやん!)、芸術鑑賞に。
上野で宿泊しているので、とりあえず上野公園のあたりで適当に絵でもみるか~って公園に行くと・・・
なっっ、なんすか!?この人ごみ!!!
自分が暇だからといって、世の中みんな暇って考えてた僕がバカでした。さすがGWだけのことはありますね。というか連休使って家族連れで美術館はないんでないでしょうか?
ナスカの地上絵展(全然芸術じゃないし・・・汗)なんて入場制限してるし、プラド博物館展なんて絶対寿司詰め状態だろうし。
ってことで、とりあえず上野公園近辺は断念し、大江戸線に乗って清澄白河へ。東京都現代美術館で開催している「カルティエ現代美術財団コレクション」。こっちは大丈夫?ってくらいガラガラ。ゆったりと見て回ることができました。
でどうだったかというと・・・・全然分からん(笑)
基本アートに造詣が浅いのですが、何とか理解しようとしても欠片も理解できず。いや確かにすごいなーとかは思うのですよ、でもじゃあこれを見てあなたはどう思うって聞かれても困る訳です。
料理なら「おいしい」、服なら「お洒落、センスがいい」っていうような明確な目的があって、その目的に向かって料理人やデザイナーはそれぞれ料理や服を作っていくのでないかと思うのですね。そういう意味では着ることも食べることもできず何を感じればいいのか・・・。「おもろいけどね・・・」ってのが感想。
そういえば、「エビチリ大好き」って作品があって、飾ってある絵の足元にエビチリのサンプルが作品の一部として置いてあるのですが、若い兄ちゃんが気づかず思いっきり踏みつけてえらい怒られてました・・・(笑) あんなところにエビチリ置く方が悪い!(笑)
時間があったので半蔵門線で表参道へ。今更ながら表参道ヒルズのANN DEMEULEMEESTERをチョロ見。特に興味をひくモノなし。あとARTS&SCIENCEでFaliero Sartiのコットンジャージストール黒を物色。
結局何も買わずに帰宅(ホテル)。
あぁ、それにしてもあの「コケの生えた石」にどんな意味があるのか気になって仕方がない・・・。
さあ、明日でいよいよ一時帰国も最終日。
2006年5月 4日 (木)
6月帰国宣言
GUIDI思わぬところで発見・・・。
ふらりと覗いた新宿のInternational Gallery BEAMS。GUIDI様4体鎮座。もう買い物ツアー打ち止めのはずなのに、明らかに心が揺れる。いかんいかん、思い直して、後ろ髪ひかれながらお店を撤退。
で、やっぱ6月帰国するって決めた!
<金曜>武漢空港18:00発→上海虹橋空港19:15着、<土曜>上海浦東空港9:05発→成田空港12:55着、成田空港13:43発→原宿駅16:00頃着(成田エクスプレス)、<日曜>成田空港14:00発→上海浦東空港16:05着、上海虹橋空港20:00発→武漢空港21:30着
なんとかなりそう。
にしてもGUIDIです。あの飾り気のないそぎ落とされたシルエットはやはり素晴らしい。使い込まれた鍬や鋤といった農具を彷彿とさせます。
農具をはじめとした農家の生活道具は僕のファッションの大切な要素。毎日毎日畑を耕すことで自然と磨かれた鉄の鈍い輝きや、汗が染み込み黒ずんだ柄。そんなニュアンスを間接的に感じさせる服がたまらなく好きです。
個人的な考えですが、僕にとって服は「自己表現」ではなくて、自分の親、祖父母、そしてその親と、山間の小さな村で日々田んぼを耕し季節を感じながら守ってきた生活を、自分のルーツとして大切にしたいという気持ちが自然と服に現れているのだと思います。またそうありたいと思います。
GUIDI、ANN、sarti・・・
農家のごつごつとした、爪に土が染み込んだ手のおじさんにこそ似合うと思う訳です。
そんなことをずっと考えてしまいます。
みんなにとっての服って何?
三浦綾子の小説より
実りのある苦労なら、誰でもするさ。しかし、全く何の見返りもないと知って、苦労の多い道を歩いてみるのも、俺たち若い者のひとつの生き方ではないのか。(続泥流地帯)
人間はな、景色でも友だちでも、懐かしいものを持っていなければならん。懐かしさで一杯のものを持っていると、人間はそう簡単には堕落しないものなんだ。(続泥流地帯)
同じだよ、竜太。自分がこんなに弱い人間であったかと何度自分に愛想が尽きたことか。しかしね竜太、自分にとって最も大事なこの自分を自分が投げ出したら、いったい誰が拾ってくれるんだ。自分を人間らしくあらしめるのは、この自分でしかないんだよ。(銃口)
「傷痍(しょうい)なき人生は恥」と、おにいさんはいった。教えてくれたおにいさんに、わたしは傷つけられたわけだけど、せいいっぱいに生きて受けた傷、愚かなゆえに受けた傷、その傷は人間の印ではないだろうか。(雨はあした晴れるだろう)
おれはな耕作、あのまま泥流の中でおれが死んだとしても、馬鹿臭かったとは思わんぞ。もう一度生れ変わったとしても、おれはやっぱりまじめに生きるつもりだぞ(続泥流地帯)
しかし、俺はね。自分の人生に、何の報いもない難儀な3年間を持つということはね、これはたいした宝かも知れんと思ってる。(続泥流地帯)
そったらこたあねえ。やったらやっただけのことはあるぞ。(続泥流地帯)
わたしは若いときにこんなことを牧師さんに言われたことを覚えているよ。右か左か判断に迷うときは、自分の損になるほうを選びなさいとね。それ以来なるべくそのように生きてきたつもりだが、あとからふり返って考えると、それがどうやら神の御心にかなった生き方のようだったあ(病めるときも)
難儀なことだからやってみる。楽なことなら誰でもやるさ。しかし難儀なことは、やる気のある者でなければやれないんだ。(泥流地帯)
泥流地帯
資金切れです・・・。なのに僕の中でHaiderドルマンカーデのグレーの存在がどんどん大きくなっていく買い物日和の4日目。
現金購入が自分の中の約束事なので纏め買いは厳しいのです(生まれて1度もカード使ったことなし!)。
で今日はのんびり街を散策しようかと、で服屋さんにはできるだけ近づかないことにしようかと。
という訳で今日は本の紹介。「泥流地帯」(三浦綾子著)。
この本に出会ったのは中学1年の頃、「小説は嫌い、毎日書斎にこもって自分の想像の世界だけで生きている小説家より、現実の世界で生きているサラリーマンの生き方や言葉の方がどう考えても真実でしょ!?」なんて考える超現実主義の中学生が、家族に薦められて気乗りしないながらも、夜布団の中で泥流地帯を読み、枕に顔をうずめて嗚咽しながら徹夜で読んだ本。
北海道の開拓農家を舞台に、次々に襲いかかる苦難に真摯に立ち向かう主人公一家を通して問われるテーマは「人生における苦難の意味」。
「どうして誠実に真摯に生きてきた者に苦難が襲いかかるのか、どうして正しく生きてきた者が苦しまねばならないのか」。そして、三浦さんの答えは・・・
「苦難に会った時に、それを災難と思ってなげくか、試練だと思って奮い立つか、その受けとめ方が大事なのではないでしょうか」
「しかし、正しい者に災いがあるのは、どうしてもわかんねえなあ」
「叔父さん、わかってもわかんなくてもさ、母さんの言うように、試練だと受け止めて立ち上がった時にね、苦難の意味がわかるんじゃないだろうか。俺はそんな気がするよ」
明るい声だった。耕作も深くうなずいた。(『続泥流地帯』下巻p.423)」
そんな当たり前の言葉が、なぜか心に響きます。
遠藤周作は弱さを包み込み、三浦綾子はそれでも弱さを乗り越える強さを表現しているように思います。たとえそれが現実の世界では理想であっても、少なくともこの本を読み終えた後は報われなくとも前向きに生きることの大切さを誰もが感じることができると思う。
あれから20年。今の自分はどう感じるのだろうか。
旭川にも行かねば・・・。
格好悪くても失敗ばかりの自分が嫌になっても真摯に生きることの大切さは、三浦綾子とブルーハーツに教わった32才サラリーマンでした。ドブネズミこそ美しい。
2006年5月 3日 (水)
服依存症治療3日目
快晴。絶好の買い物日和。でも連日の散財が効いて資金切れ。
ということで今日は少し趣向を変えて新しいお店の探検に中目黒へ。といっても行き先は別に新たにオープンしたお店って訳でなく有名な「family」。最近めっきりはまりまくってるHaider Ackermann目当て。
今日のコーディネイトは、REINHARD PLANKキャップ(黒)+LUTZ半端袖ジャケット(黒)+ANNロングタンク(黒)+Haiderレザータンク(カーキ)+ANNピタパン+POELLショートブーツ(黒)。ちょいとやりすぎ??
代官山へはよく行ったのに不思議と中目黒は今回が初めて。とりあえず代官山まで行きLIFTをチョロ見。その後友人のざっくり中目黒情報頼りに目黒川沿いをいったりきたり。何度か店の前を往復してようやく3回目にお店に気づく。
早速Haiderを物色して、黒購入済みのドルマンスリーブカーディガンのグレーを試着。黒と比べて背中のドレープがはっきりし、かつ上半身が軽いイメージに。今更ながら黒よりグレーが素敵と気づく。資金不足でなければ即決グレー購入のところですが、とりあえず連休中は営業と確認し、もう少し検討することに。
POELLの靴は長時間の歩行は向かないよう。歩き疲れてまだまだ休暇は続くのでとりあえず今日はここまで。WのYさんが明日から早めの夏休みってことで、当分お会いすることなさそうなのでとりあえずWへお別れのご挨拶へ。
6時半ころWへ到着。Yさん・Mさんとしばし雑談・・・引き続き雑談・・・まだまだ雑談、、、って感じで気づくと夜の9時30分。今日も長々お邪魔しました。とりあえずこれで6月までは持ちそうです。Yさん帰省お気をつけて、また6月お会いしましょう。Mさんナイスキャラです、湾岸戦争ネタでGW中は笑えそうです。
なんてことない1日。好きな服を着て、共感できる人ととりとめのない会話をし、ひとりで考え事をしながら街をぶらぶら。日本にあって中国にはない1日。
明日は買い物はひと休み。中国ではできないこと特集ってことで美術館でもぶらつこうかと。
2006年5月 2日 (火)
服依存症治療2日目
朝から雨。でもめげずに少し小降りになった午後買い物に出発。
今日のコーディネイトは、REINHARD PLANKのキャップ(チャコールグレー)+Haider Ackermannのドルマンスリーブカーディガン(黒)+同じくHaiderのタンクトップ2枚重ね(グレー+黒)+ANNのピタパン(黒)+CAROL CHRISTIAN POELLのショートブーツ(黒)+ARISTLASIAのバック(黒)
タンクとショートブーツは昨日購入。あまり手持ちの服を持ってこなかったので早速活躍中。それにしてもPOELLのブーツは見事。雨も気にせずガシガシ履いてこそよい味が出そう。
で、いつもお世話になっているboutiqueWへ。JENSが新たに入荷。コレクションでも気になっていた後ろ半分がストレッチ地になっている革のピタパンがなかなか良さげ。どうも今の気分はピタパンみたい。
でも今日の狙いはHaiderの革タンク。早速Haiderコーナーを覗くとまだ残ってました。以前から気にはなっていたのですが、どうもその値段設定が気になって様子見状態。セールまで待つか・・・と大人の判断をしていたのですが、今のリミッターが切れた僕には意味がないようで・・・。今日のコーディネイトに合わせてみるとカーキがかった色合いや革の少し重めの質感がPOELLのブーツにもぴったり。
待ち合わせがあったのでとりあえずペンディング。
Eさんと渋谷で合流し、お互いサイズがあっていなかった同型・同色のHaiderのサイズ違いのショートパンツを交換(僕は34で小さめ、Eさんは36で大きめ)。CAFEでドライカレーをほおばりながら近況報告。
Eさん予定があるとのことでとりあえずお別れし、再びboutiqueWへ。Yさんがにこやかに「お帰りなさい!」。で結局例のタンク購入。値段はとても言えません・・・(笑)
カーキ色に染められた革一面に細かなパンチング。一見派手ですが、色とシルエットがシンプルなせいか意外と合わせやすい。来シーズンのHaiderの青やグレーのアイテムにもしっくりきそうなので秋冬も重ね着アイテムとして活躍しそう。
で、早速部屋に帰ってひとりファッションショー。
ANNのロングタンクと同じくANNのピタパンに合わせてみました。予想通り嫌らしくなく落ち着いた着こなしに。活躍の予感です。という訳で購入予定だったYさんのご友人、すいません!革タンクは中国の山奥へと旅立ちます。
服依存症中毒 90%回復。
買出しツアー番外編
今日は雨。夕方くらいから振り出すのかと思いきや朝から大粒の雨。まあ予定がある訳でもなし、のんびりと過ごすことに。
今回の一時帰国の目的は服だけでなく、とりあえずトライアル的に中国で3週間過ごしてみて感じた生活上の不都合を解消すること。
帰国中にしなきゃいけないことは3つほど。①日本・海外両方で利用可能な携帯の購入②変圧器の購入③日本の雑誌の海外送付の申し込み
特に①は切実な問題。日本に帰国した時のために携帯を解約せずに中国へ持っていっていたのですが、変圧器を使わずに充電するっていう初歩的なミスで携帯がぶっ壊れてしまいました。友人の電話番号やメールアドレスは全てその携帯に入っていたので(SDカードなんて使ってもいない・・・)日本に帰ってきたにも関わらず友人と連絡がとれず完全に暇を持て余している訳です・・・。
それと中国の携帯は所謂デポジット方式で先にお金を払いその範囲内で通話ができる仕組みなのですが、国際電話をかけることが多いとそんな面倒な手続きなんてしてられない。
ということで今回、日本との通話&帰国時用に携帯を買うことに。
で昨日購入したvodafone 804SS。これで中国からでも携帯でブログも更新できるはず。
高野さん!もしブログ見てたら何かコメント下さい。でみんなの連絡先を教えて!!
2006年5月 1日 (月)
服依存症治療1日目
中国での生活は予想以上に快適。ネットで日本の情報もリアルタイムに入ってくるし、日本料理屋もそれなりにあるし。
でもどうしても手に入らないのが、服と本!!
上海とか北京ならまだしも、僕が住んでいるような田舎街ではとうていお洒落な服なんて手に入るはずもなく、イライラを募らせておりました。人は失って初めてその大切さを知るなんて格好よくいうほどのものじゃあありませんが、たった3週間ながら完全に服依存症の禁断症状の末期状態に。
でその治療を兼ねて日本に一時帰国。
初日はまず10時開店と同時に伊勢丹リスタイルに。即決Haiderタンク2枚買い(黒&グレー)。1枚ではスケスケなので黒・グレーを重ねて着る予定。以前に購入したロングスリーブより丈が若干長めなので同じくHaiderのドルマンスリーブカーディガンとの相性も良いげ。
これでちょっと小腹が膨れて落ち着いたたので、次は昨秋からずっと悩んでいるGUIDIを探しに池袋パルコのEditionへ。メンズは黒とライトブラウンの2色のシームレスブーツがあったのですが、どうも足首のあたりのシルエットにレディースのようなシャープ感が足りない気がしてペンディング。
代官山LIFTへ行ってみたのですがやはり売り切れ。仕方ないのでGUIDIは来シーズン購入することにして店内を探検。で目に飛び込んできたのがCAROL CHRISTIAN POELLのショートブーツ。皺加工された皮に医療用のゴムの組み合わせでボリューム感のある独特なシルエット。田舎の農夫が何年も使い込んだような質感が素敵です。履いてみると予想以上にシンプルで今日のコーディネイト(Haiderドルマンスリーブカーディガン(黒)+Haiderロングスリーブカットソー(グレー)+ANNのピタパン(黒))にもぴったり。
という訳でお買い上げ。19万円也ー。
病状は快方に向かっております・・・。
買出し in JAPAN
GWを利用して一時帰国中。
朝から買い物しまくり。Haiderタンク2枚買い(黒&グレー)。午後からGUIDI探しにLIFT行ってきます。近日報告予定。
携帯もdocomoがぶっ壊れたので、海外対応のvodaphoneに変えました。






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